誘導灯を点検するために必要な資格
誘導灯の点検を行うには、国家資格が必要です。必要な国家資格は
消防設備士乙種4類
と
第二種電気工事士 または 第三種電気主任技術者
です。
つまりこちらの資格をお持ちであれば、またはご取得なさると、ご自分自身で点検を行うことができます。
誘導灯の点検方法
器具
簡単に説明しますと
外形の点検では変形や脱落を確認したり、認定品が使用されているのかを確認します。
非常バッテリが正常に働くか確認します。
光源の劣化やちらつきがなく正常に点灯しているか確認します。
位置
簡単に説明しますと
所定の位置に設置されているか、そして視認障害がないかを確認します。
誘導灯には設置基準があり、こちらを満たす様に設置します。
配線
人命を守るためのメンテナンス
定期点検は、いざという時に設備がその効果を十分に発揮し、より多くの人命を守るためにあるのです。
それにもかかわらず、中にはいい加減な点検を行う業者もいるので注意が必要です。
例えば、、、、、
誘導灯は、専用回路にて電力を得なければならないのに、専用回路になっていなかった場合にそれを見過ごす。とか。
型式適合検定合格表示のない誘導灯が設置されているのに、それを見過ごす。とか。
総合点検では配線の点検も項目にあり、絶縁抵抗を計らなければならないのですが、そもそもその点検項目を実施していない。とか。、、、、、
より多くの人命を守るために、信頼の出来る業者に点検を依頼しましょう。