コラム

連結送水管の耐圧試験について

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消防用設備の中で、「連結送水管」という設備がありますが、通常の点検の他に「耐圧試験」という特殊な点検が必要になっています。

連結送水管のついている建物のオーナーや管理人様で、消防点検の報告書の中で「耐圧試験が必要」という指摘を受けたことがある方もいるかもしれません。

今回は、連結送水管の耐圧試験について、私が聞いたり調べたことをまとめてみました。

 

連結送水管とは

連結送水管とは、消防隊が使用するための消防用設備です。

簡単に言うと、地上からの放水では届かないような各階の消火活動をするための装置です。

マンションの入り口等に以下のような「送水口」と書かれたポールを見かけたことがある方は多いと思います。

他にも壁についている埋込タイプなどもありますが、この送水口が、連結送水管の入り口です。

消防隊が、送水口に消防ポンプ車のホースを取り付け、水を出します。

すると、建物の中等を通っている配管を通じて、主に上階の各階に設置されている「放水口」というところまで、水を送ることができます。

上階ではこの「放水口」にホースを取り付け、各階の消火活動にあたるという仕組みです。

参考
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耐圧試験が必要な理由

連結送水管の耐圧試験については、消防法の一部と言える消防庁告示(平成14年の第3号)「消防用設備等の点検基準改正」において、以下のように定められました。

別表20 連結送水管の点検基準
1 機器点検、(5) 配管等、管及び管継手

『(イ)配管の耐圧性能(配管を設置した日から10年を経過した日以降に点検を行う場合に限る。ただし、配管の耐圧性能に関する点検を行ってから3年を経過していない場合及び屋内消火栓設備と当該配管を共用している部分を除く。)』

つまり、連結送水管を設置してから10年以降、3年ごとに耐圧試験が必要と謳われていることになります。

この基準改正が行われた背景には、連結送水管の腐食・漏水によって、火災現場で本来の機能を発揮できずに大きな問題を引き起こすケースが多く発生していたということがあるようです。

 

この改正基準に基づき、消防用設備の点検資格を持った者が、連結送水管の耐圧試験を実施し、消防署に報告する必要があります。

 

実施内容

ポンプ自動車、もしくは専用の小型試験器を使って送水をすることで、配管が圧力に耐えうるかを確認します。

こう聞くと、建物中水浸しになってしまうのでは!?と思うかもしれませんが、水は放出されませんのでご安心ください^^

放水口はしっかりと栓を閉めておき、送水口から一番遠い放水口に圧力計を取り付け、送水時にかかってくる圧力を測定します。

適切な圧力が3分間保持されれば、試験結果は良好ということになります。

 

耐圧試験業者の選び方

この連結送水管の耐圧試験、実は業者さんによって値段が様々です。

ポンプ自動車を使用した試験の場合は、ポンプ車の手配が必要になり、専用の小型試験器よりも割高になる可能性が高いです。

そのため、専用の小型試験器を持っており、自社で耐圧試験を実施できる消防点検業者さんに依頼するのが、一般的には一番安く済む方法です。

また、連結送水管試験を自社で行わず、下請業者に頼んでいる業者さんもあります。

この場合、中間手数料がかかるので、自社で実施している業者さんよりも高くなってしまいます。

依頼をする前に相見積もりをとったり、上記について問い合わせをしてみると良いと思います。

 

まとめ

  • 連結送水管とは、地上からの放水が届かない階で消火活動を行うための消防用設備である
  • 消防庁告示平成14年第3号に基づき、連結送水管の設置から10年以降3年ごとに、耐圧試験の実施が必要
  • 実際に放水はせず、送水した時の圧力を調べる方法で耐圧試験を行う
  • 専用の小型試験器を持っており、自社で耐圧試験を実施できる業者に頼むと費用を安く抑えられやすい

大阪の消防点検オススメ業者3選!

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